スワロフスキーの魅力について

皆さんは、スワロフスキーをご存じでしょうか?

その美しさや優美さから、今では全世界のセレブまでもが魅了されています。いつの時代も煌めくスワロフスキーの魅力について、今回お話させていただきたいと思います。

スワロフスキー社について

スワロフスキーという社名は、1895年に創業者ダニエル・スワロフスキーというボヘミア出身の職人からとったものです。クリスタルカットガラス、クリスタルジュエリーストーンを製造販売する会社の名前で、オーストリアのチロル州に本社を置いています。100年以上の歴史と実績を誇るスワロフスキークリスタルガラスは、その美しい輝きと精巧なカットにより、ダイヤモンドとも並び称されクリスタルブランドの最高峰に位置しています。ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツなども手がけ、オーストリアを代表するクリスタル・ガラスブランドとしても有名です。

スワロフスキー以外のラインストーンとの違い

スワロフスキーと、スワロフスキーではないラインストーンがありますが、二つの大きな違いは何でしょうか?スワロフスキーと呼ばれる素材は、スワロフスキー社製のものであり、ラインストーンと呼ばれるものは、スワロフスキー社以外のものとなります。それらのラインストーンは、素材がガラスでもプラスチックでもアクリルでも、ラインストーンと総称して呼ぶことができます。スワロフスキーのようにキラキラしていますが、キラキラ度合いがスワロフスキー社製のものと比べると、一目瞭然です。スワロフスキーは普通のガラスとは違い、鉛の含有率が多く、虹色にみえたり、光が屈折する率が高く透過に優れており、スワロフスキー独特のカット技術でさらに美しく輝かせることができます。そのために、スワロフスキーのクリスタルを作るさまざまな技術料などでお値段も高くなるといえるようです。

スワロフスキークリスタルカットガラスの特徴

クリスタルには、天然の水晶とクリスタルガラスがあり、ケイ石・石炭・ソーダなどを高温で溶かし混ぜ合わせ酸化鉛を加えることで、透明度の高いクリスタルガラスが生まれます。輝きはとてもシャープで、ダイヤモンドと比較してみても、同様の光沢を放ちます。クリスタルガラスといわれるものは酸化鉛の含有量は8%程度以上のものをいい、24%程度以上のものをフルクリスタルと言います。(ヨーロッパ諸国では30%のものをフルクリスタルと準じます。)スワロフスキークリスタルは最低32%以上含有されており、含有量が上がるほど透明度や光の屈折率が高くなり輝きを増すため、通常のクリスタル(透明)カット製品でも、スワロフスキークリスタルは光の反射加減で、よりいっそう虹色に見えるというわけです。さらに重要な点はクリスタルガラスの「カット技術」で、スワロフスキー社では長年の知識・経験に基づいた現在のクリスタル業界において卓越した世界最高水準のカット技術を誇っています。特殊なカット加工を施す為、美しい輝きがあり、独自の製法と加工法によるカッティング技術、クリスタル・ガラスの製造技術を生かしたスワロフスキー社の製品は、とても手間と技術を要したガラスなのです。

インスブルック郊外のヴァッテンスに、創業100周年の1995年につくられたスワロフスキー・クリスタル・ワールドがあり、この施設の象徴は巨人の頭をかたどったモニュメントで、口の部分から滝が流れ落ちるように作られています。

この巨人のモニュメントは、UHA味覚糖のキャンディー「ぷっちょ」のテレビCMに登場したことで知られているそうですよ。

皆さんも機会があれば、足をはこんでみてはいかがでしょうか。

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