ルビー・サファイヤの雲が存在する惑星とは??

ルビーやサファイヤの雲が存在する可能性のある天体が発見されたとの記事がネットを騒がせていました。
一体どういうことなんでしょう??今回は少し気になったので調べてみました。

発見された惑星はHAT-P-7b

地球と比べると約15倍の大きさの太陽系外のガス惑星だそうです。
NASAの宇宙望遠鏡「ケプラー」で観測すると、同惑星の夜側の面から雲が発生し、
暴風に運ばれて昼側の面で蒸発するという大気循環があるとの事。
昼側の面では、平均気温が摂氏2500度超にもなると発表されています。
科学的な発表からは想像がつかないとてもファンタジーな内容です。

何が起こっている?

チームの発表によれば、雲の主成分は「コランダム」という酸化アルミニウムの鉱物。
当ブログでも扱ったことのる「コランダム」。
コランダムは混ざる不純物の種類によって、ルビーやサファイアとなります。
そして、その雲の成分が本当にコランダムであれば宝石の雲が宇宙空間に存在するという事になります。

コランダムの融点は2050℃ですので、
それより高い2500℃となる惑星昼側では蒸発してしまうのも納得です。
雲になる過程として、夜側も最低でも融点より高い温度である必要があります。
調べてみると夜側の平均気温は1772℃とのことでした。
「夜側から暴風に運ばれて」という表現があるという事は平均気温より高い場所があるという事で、熱量をもった何かという事になります。
となると、ある程度の質量・重力を伴うことになるはずです。
惑星と認定されているという事は大気があり、大気という事は
雲が宇宙空間へ放出されてるわけではなさそうなのでもっとファンタジーな憶測が可能になります。

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宝石の雨が降るかもしれない!?

上記までの状況をもうすこしファンタジーに解釈すると、空に上がった雲は循環している限りやがて雨となって降ってきますよね?
という事は、風に吹かれた成分が融点以下にまで冷まされると夜側の一番冷え切った箇所では結晶へと凝固する可能性もあるのでは???
という事は、ガス惑星の重力中心部へ向かってルビーやサファイヤが降っていてもおかしくはないのではないのでしょうか?
その中心部で熱せられた鉱物がまた融解→蒸発を繰り返す…なんともファンタジーな光景ですね。

今回は宝石と関係あるようなないような…
しかし、宝石の雲・宝石の雨が降る可能性が十分にある宇宙って本当にすごいですね。
ご紹介したHAT-P-7bという惑星は2008年に発見されていて、今回新たな観測によって「コランダムの雲」の可能性が出てきたという事は、今後すでに発見されている星々でも夢のような発見があるかしれませんね!

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