今回は時には主役になり、時には脇役としてメインを引き立たせてくれるメレダイヤの魅力についてご紹介したいと思います。
メレダイヤとは
メレダイヤのメレとは、フランス語で「小さい」を表す「Melee(メレ)」が由来です。
つまりメレダイヤは小さなダイヤモンドという意味です。
どのサイズのことをメレダイヤと呼ぶのかについては、規格がいくつかありますが、弊社では0.2ct以下のダイヤモンドのことをメレダイヤとしています。
メレダイヤの魅力
メレダイヤは主張し過ぎず、様々な宝石の脇役としてとてもよく使われます。
そして何より、メレダイヤがあるだけで華やかになり、より宝石を引き立ててくれるのです。
また、通常の一粒ダイヤモンドよりは価格も安価でそこも魅力の一つと言えるでしょう。
そんなとても優秀なメレダイヤですが、メレダイヤには一般的には鑑定書は付きません。その理由としては、小さくて数多く使用するメレダイヤ全てに鑑定書を付けるとなると、鑑定費用だけでとても高額になってしまうからです。そのため、ある程度大きさのあるダイヤモンドにしか鑑定書は付かないのです。
メレダイヤのランク
メレダイヤにもランクがあり、特にランクを気にせずセッティングしているジュエリーも多くありますが、メレダイヤのランクにこだわり、一粒一粒選び抜いてセッティングしているジュエリーもあります。
ダイヤモンドでも評価が高くなる「ハート&キューピッド」が存在するメレダイヤはとても輝きが良く、高品質なメレダイヤと言えます。
その高品質なメレダイヤがセッティングされたジュエリーは輝きが増し、他のジュエリーでは出せない輝きを魅せてくれます。
メレダイヤが使われるデザイン
メレダイヤを主役として用いているものではパヴェやエタニティリングなどが有名です。
パヴェとは石畳という意味なのですが、メレダイヤを石畳のように隙間なく敷き詰めているため、少し動かすだけでもとても輝き、目に留まるデザインとなっています。
また、エタニティリングはその名の通り「永遠」という意味を持ち、途切れることなく敷き詰められたメレダイヤが永遠の愛のモチーフとして今もエンゲージやマリッジリングとして人気の高いデザインとなります。
まとめ
いかがでしたか?メレダイヤは控えめでありながら、なくてはならない存在。つまり縁の下の力持ち的存在と言えるでしょう。
また、どのジュエリーにも当てはまることですが、普段から身に着ける頻度が高いジュエリーの場合は、どうしても汚れが溜まってきてしまいます。メレダイヤの輝き維持するため、こまめにメンテナンスを行うことをおすすめします。