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金の市場環境

 

リユース市場環境

今、リユースが必要な理由

「リユース(再利用)」とは・・・

循環型社会形成推進基本法では「3R(リデュース・リユース・リサイクル」のうち、「リデュース」に次いで「リユース」は優先順位が高く、必要とされている取り組みです。

「リユース(再使用)」とは、一度使用した製品をそのままの形で使用すること、または他の製品の一部として使用することです。
使わなくなったものをリサイクルショップやネットオークションにて売却をしたり身近な人に譲渡することで、最終処分される廃棄物を減らすことに繋がります。

廃棄物を減らすために、製品の社会全体での使用年数を延ばす取り組み

環境省の調査によると、一つの製品をリユースすると、一度使用した後に廃棄してしまう場合に比べて、社会全体での平均使用年数を延ばす効果があることが明らかになっています。

つまり、社会全体での中古品の保有率が高くなるほど、平均使用年数をさらに延長することが可能だと考えられます。

不要品の処分方法の第一位は「自宅で眠らせている」

不用品の処分方法としてリユースショップやネットオークションへ売却することでも、ごみとして処分することでもなく、自宅・物置に保管(=退蔵)という調査結果が出ています。つまり、流通可能なリユース資源は、まだまだ都市の中に多く眠っている事が期待できます。

リユースの市場規模は、約2兆円

2019年発表のリユース市場規模は約2兆円となり、8年連続での市場拡大となっています。中でもフリマアプリを主軸とするCtoC市場は35.6%増となり、ネット販売市場がリアルの市場を上回る結果となりました。今後リユース市場は拡大することが予測され、2020年には3兆円規模になることが見込まれます。

リユース品の売買をしていない人は約7割、市場拡大の余地がある

消費者のリユース品の売買経験は、過去1年間で購入したと回答した人は約3割のみで、残りの約7割は売買していないことが明らかになりました。フリマアプリの普及により若い世代を中心にリユースの利用が進んでいますが、まだまだ拡大の可能性は期待できるといえるでしょう。

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