色別宝石紹介  ~ ピンク・赤 編 ~

色別宝石紹介  ~ ピンク・赤 編 ~

今回は、宝石の色別紹介第二弾として、ピンク~赤色を紹介していきます。
特にピンクは女性には人気の色ですね。是非チェックして頂きたいと思います。
前回の青と同じように、一つの鉱物から沢山の色が産出されるものもあれば、色味も柄も、一つとして同じものはありません。
それでは、さっそく華やかな赤とピンクの宝石の世界の紹介に入らせて頂きます。

【ルビー】 鉱物名:コランダム

コランダムはその中でも、赤と青の最も代表的な色を含んでいます。
コランダムの中で赤色味のあるものは、「ルビー」と呼ばれます。
実は1800年代より前は、ガーネットもスピネルも含め、赤色の宝石はルビーと呼ばれていました。
ルビーの語源は、ラテン語で赤を表すルべウスからきています。
ルビーが赤いのは、鉱物中にコランダムが入っている為で、クロムの量が多すぎると、色はグレーに変化してしいまい、ただの鉱物となってしまうのです。

【パパラチア・サファイア】 鉱物名:コランダム

サファイアの中でも、ピンクとオレンジの中間色でミディアム~明るい色を発するものを、パパラチア・サファイアと呼ばれます。
パパラチア・サファイアはとても高値が付けられます。

【スピネル】 鉱物名:スピネル

スピネルには、赤や青のものがあり、ルビーやサファイアのものと混同されていました。
有名なものだと、英国王室に伝わる王冠の赤い宝石部分は、長年ルビーだと信じられていましたが、実はスピネルだったのです。スピネルだと分かったけど、今更ルビーをスピネルと変更する訳にはいかない、と言う理由もあるそうですよ。
そして、エリザベス女王が所有しているティムール・ルビーもスピネルであることがわかっています。
ティムール・ルビーにはこれまで所有してきた者の名前が刻まれており、スピネルであると分かるまでは世界最大のルビーだとも言われていました。

【ガーネット】 鉱物名:ガーネット

ガーネットは、共通の化学組成をもった6種類の珪酸塩鉱物のグループ名となります。
含まれる成分によって、パイロープ・サペサルティン・グロッシュラー・ロードライト・デマントイドなど、に分類されます。
その中で、アルマンディンが一般的に知られているガーネットで、暗赤色または、紫赤色をしています。
次に、パイロープですが、本来純粋な無色ですが、アルマンディンの影響を受け、透明度の高い赤色になっています。
「ケープ・ルビー」や「アリゾナ・ルビー」などの誤称で呼ばれることもあります。
そして赤のガーネット最後は、ロードライトになります。
紫赤系色で、アルマンディンとパイロープの中間の色をしています。

【珊瑚】

珊瑚は鉱物ではなく、生き物です。
さんごはイソギンチャクに似たコーラル・ポリが数多く集まり、それから分泌された石灰質によって、樹枝状となったものをいいます。

【インペリアル・トパーズ】 鉱物名:トパ―ズ

トパーズも多色性に優れています。インペリアル・トパーズと呼ばれる色は、ピンク。オレンジ。イエローの範囲でそれぞれの色の中間色を示したものです。
シェリー酒色が最も美しいとされ、高く評価されます。
インペリアル・トパーズではなく、ピンク・トパーズと呼ばれるものもあり、とても稀産です。
現在流通しているものの、ほとんどはインペリアル・トパーズを加熱したものです。

【ロードクロサイト】 鉱物名:ロードクロサイト

ロードクロサイトと呼ぶよりも、一般的に宝石名で呼ばれている、インカローズと呼んだ方が分かりやすいでしょう。
色味はとてもはっきりしていて、ピンクと白の縞模様が入っているものが一般的です。
しかし、インカローズの中で最高級品とされるのが、縞模様の模様が入っていないものなのです。
主な産地は、アルゼンチンやペルーで、縞模様の無いものは、アメリカのコロラド州で産出されます。
また、日本でも採取することは可能です。

【パール】

パールも、珊瑚と同じで生き物です。
みなさんも貝から採れることは知っていますね。
その中で、アコヤ貝から採れるパールは主にピンク色をしています。
アコヤ貝は、以前は日本が唯一の養殖地であったため、別名「和珠」と呼ばれていました。
大きさは、7~10mm程で、最も品質が高い物は花珠真珠と呼ばれます。

まとめ

今回もまだまだ一部しかご紹介できませんでしたが、この中からでも、お気に入りの石が見つかれば嬉しく思います。
ピンクや赤色は女性ならつけているだけで気分があがる素敵な色ですね。