ダイヤモンド買取の注意点、買い取ってもらう前に知っておきたいこと

ダイヤモンド買取の注意点、買い取ってもらう前に知っておきたいこと

数多くある宝石の中でも、買取価格が高額になるもののひとつが、ダイヤモンドです。しかし、ダイヤモンドならどこで買い取ってもらっても同じ値段を提示されるというわけではありません。鑑定書の有無、どのお店を選択するのか、買取を依頼するタイミングなどによって、買取価格が大きく変動することがあります。ここでは、ダイヤモンドを買い取ってもらう際の注意点をご紹介しましょう。

目次[非表示]

  1. 1.ダイヤモンドの買取には鑑定が必要
  2. 2.買取店で鑑定してもらうことも可能
  3. 3.市場の動向に合わせて買取価格は変動する
  4. 4.宝石やダイヤモンド専門の買取店を選ぼう
  5. 5.まとめ

ダイヤモンドの買取には鑑定が必要

ダイヤモンドを買い取る際にその評価基準となるのは、ダイヤモンドの国際基準である4C。これは、Color(色)、Cut(カット)、Clarity(透明度)、Carat(カラット:サイズ)を総称するもので、買取価格に大きく影響します。しかし、サイズはともかく、色やカット、透明度などは、宝石の専門家でも判別の難しいもの。素人が簡単にわかるものではありません。そのため、これらを客観的に評価してくれる眼が必要になるのです。

GIA(米国宝石学会)やAGL(宝石鑑別団体協議会)など、信頼のおける機関の鑑定書は、これら4Cの評価を中立な立場から証明してくれるもの。そのため、鑑定書の有無が、買取価格を大きく左右することになります。鑑定書に記載されているのは、4Cに関する評価と、そのダイヤモンドの細かな情報。この鑑定書を見ることで、ダイヤモンドを査定するための基準ができるのです。手持ちのダイヤモンドを正当に評価してもらいたいと思うなら、鑑定書が必須です。そのことをぜひ忘れないようにしましょう。

買取店で鑑定してもらうことも可能

ダイヤモンドの買い取りに、鑑定書が必ずなければならない……というわけではありません。買取店には、宝石のプロが在籍しています。その場で、ダイヤモンドを評価し、買い取りしてもらうことも可能です。しかし、プロとはいえ、必ずしも正当な評価ができるわけではありません。仮に、あるダイヤモンドをいくつかの買取店に持ち込んで評価してもらえば、提示される金額に幅があることに驚くかもしれません。

極端な例を挙げれば、同じ1カラットのダイヤモンドでも、買取価格に数十万円の差が生じることもあるのです。日本経済新聞が報道したところによると、店舗によってダイヤモンドの査定金額は大きく変化し、その差が23倍になったこともあったとか。

納得して買い取ってもらうためには、いくつかの店を回ったうえで、どの買取店に依頼するのかを決めるべきでしょう。ただし、より正当な評価を求める場合は、鑑定機関による鑑定書が必要になることにご留意ください。

市場の動向に合わせて買取価格は変動する

ダイヤモンドの買取価格は、その大きさや石の質などによって価格が大きく左右されます。1カラットのダイヤモンドと、0.5カラットのダイヤモンドであれば、当然1カラットのほうが高い買取価格がつくものと考えがち。しかし、0.5カラットのほうが高い買取価格を提示されるということもありえるのです。

その理由としては、それぞれの石の4Cバランスをはじめ、その買取店の鑑定を行う人物の知識・経験不足や買取店のリスク回避の方針などが挙げられます。さらに、そのときどきに好まれるダイヤモンドのカットなど、市場の動向に合わせて買取価格は変動するのです。買取店に目利きがいるかどうかはもちろん、市場の動向などにも注意を払っておくことができれば、よりより買取価格を提示してもらえるでしょう。

宝石やダイヤモンド専門の買取店を選ぼう

「安心して買取を依頼したい」「できるだけ適正な価格を提示してもらえる店にお願いしたい」とお考えの方は、宝石やダイヤモンド専門の買取店をおすすめします。ダイヤモンドの買取を掲げるお店は多数ありますが、実際は副業としてダイヤモンドを買い取っているに過ぎないという業者も少なくありません。

そうしたお店のスタッフは、ダイヤモンドについての専門的な知識を有しているわけでもなければ、目利きができるわけでもありません。ちょっとした研修を受け、手元にある買取マニュアルにのっとって買取業務を行っているだけなのです。

スタッフがどんな行動をしているかに、ちょっと注意を払ってみてください。ダイヤモンドテスターを使って、鑑定書の内容と見比べ、値段を算出していないでしょうか?そういったスタッフは、できるだけリスクを回避しようとします。宝石の本当の価値がわからないのですから、安く価格を提示しておくほうが安心なのです。

その一方で、宝石のプロは多くの経験を積んでおり、確かな鑑定眼を持っています。グレードを正確に識別できるので、ダイヤモンドの価値が明らかになります。そのため、リスクを回避しようと安値を提示するなんてこともしません。せっかくのダイヤモンドを手放すのですから、価値のわかる人のもとへ渡したいとお考えの方は、ぜひ宝石やダイヤモンドの専門家のいる買取店にご持参ください。

まとめ

「ダイヤモンドを持っているけれど、なかなか身につけるタイミングがない」「昔のデザインなのでつけにくい」といった理由で手放す決心をした方は、買取を依頼する業者を慎重に選び、信頼できるお店へダイヤモンドをお持ちするといいでしょう。