ダイヤモンドのグレードは「4C」で決まる

ダイヤモンドのグレードは「4C」で決まる

ダイヤモンドの輝きに魅了され、「これぞというものを手に入れたい」「大切な人への愛を形にできるダイヤモンドを買いたい」と考えたことはありませんか?。しかし、何をその決め手にすればよいのかわからずお悩みの方は多いのではないでしょうか。もしくは、ダイヤモンドを買い取ってもらいたいけれど、「同じ1カラットのダイヤモンドでも価格がまちまちなのはなぜか」と不思議に思われる方もいるかもしれません。ここでは、ダイヤモンドのグレードを決定づける4つの基準について詳しく解説していきます。

【目次】

『4C』は4つの基準の頭文字
1つ目の「C」|カラット(Carat)重量
2つ目の「C」|クラリティ(Clarity)透明度
3つ目の「C」|カラー(Color)色
4つ目の「C」|カット(Cut)形状・研磨状態
まとめ

『4C』は4つの基準の頭文字

ひとつひとつのダイヤモンドの美しさは、どのようにして評価されるのでしょうか。ダイヤモンドのランク、グレードは世界的に共通した基準があります。

アメリカのカリフォルニアに本部を置くGIAは、世界で初めてダイヤモンドのグレーディングシステムを確立した宝石学の研究機関であり、取扱量も抜群です。その信頼性は折り紙付きで、業界標準となっています。

また、HRD(ダイヤモンド・ハイ・カウンシル)は、ベルギーにあるダイヤモンド総括団体で、ヨーロッパを代表する鑑定・教育機関です。最新の機器や技術の導入に積極的であると同時に、世界的に流通する宝石品質のダイヤモンドを分類、分析している。

これらの機関が発行する「鑑別書」には、下記のようなものが記載されています。

・宝石の種類

・真偽

・「天然」「合成石」「模造石」の判別

・人為的な処理が施されているか

など

しかし、これはあくまでも、対象となる宝石の「鑑別」結果を記すためのものです。その宝石がどのような品質であるかを意味する表現は記載されていません。しかし、ダイヤモンドだけは「グレーディングレポート」と呼ばれる書面が発行され、ダイヤモンドを品質評価しています。一般に、「鑑定書」と呼ばれているものです。では、ダイヤモンドはどのような基準で評価されるのでしょうか。宝石やダイヤモンドの専門家は、この基準を「4C」と総称します。これは、ダイヤモンドの基準となる4つの言葉の頭文字です。

それぞれを、「カラット(Carat=重量)」「カラー(Color=色)」 「クラリティ(Clarity=透明度)」「カット(Cut=形状・研磨)」といい、ダイヤモンドのグレードを決定づける世界基準です。

1つ目の「C」|カラット(Carat)重量

ダイヤモンドの品質を決定づける4つのCの1つ目が、「カラット」です。これは、ダイヤモンドの大きさ(重量)のことです。よく耳にする言葉ですが、1カラットが何グラムなのかを答えられる人は少ないのではないでしょうか。世界基準で定められている基準は、1カラットが0.2グラムです。0.3カラットのダイヤモンドであれば、その重量を、0.3カラット×0.2グラム=0.06グラムと求めることができます。

0.1カラットの大きさの違いでも、ダイヤモンドの輝きや見栄えに大きく影響します。「カラットが大きければ大きいほど輝きが増す」ということに異論を唱える方はいないでしょう。発掘されるダイヤモンド原石は、そのほとんどが1カラットに満たない小粒なものです。大きなダイヤモンドの希少性もそこに生まれています。実際に、世に出回っているダイヤモンドとしては、0.2カラットなどの小さなもので、ブライダル用の比較的大きいものであっても、0.3カラットから0.4カラットのものが多い傾向です。

2つ目の「C」|クラリティ(Clarity)透明度

2つ目の「C」は、ダイヤモンド内部の状態を表す「透明度」のことです。天然の石は一般的に、その内部に内包物を含んでいます。これをインクルージョンと呼びますが、ダイヤモンドも同様です。インクルージョンの有無やその大きさ、位置、性質、数、色など顕微鏡を通して総合的に判断・評価していきます。

インクルージョンが少なければ少ないほど良質のダイヤモンドとされ、その希少性の高さから価格も吊り上がります。クラリティのグレードは、11段階で評価されます。上位の9段階くらいまでは、肉眼ではインクルージョンを確認できないレベルだとお考えください。

3つ目の「C」|カラー(Color)色

3つ目の「C」は、ダイヤモンドそのものの「色」です。白色系ダイヤモンドの場合は、無色に近ければ近いほど評価が高くなり、黄色味を帯びるにつれて段階的に評価づけがなされていきます。カラーグレードの判別は極めて難しく、専門家でも、1グレードの違いを肉眼で判別するのは困難です。カラーの評価は、基準石(マスターストーン)との比較によって行われますが、非常に厳密な色の検査になるため、その光源も一定であることが求められます。

光源として適しているのは、北半球の北側の窓から差し込む、午前中の光。現在は、この光の条件に適した人工光源が開発され、その下でカラー評価が行われています。ダイヤモンドには、白色系とは別に、ピンクやブルー、パープル、グリーン、オレンジなど、さまざまな色調を帯びた「ファンシーカラー」と呼ばれるものがあります。これらは、白色系ダイヤモンドとは異なる分類評価が行われています。

希少性にこだわりがある方には、高グレードのダイヤモンドをおすすめしますが、ダイヤを留める台座(石枠)がゴールドの場合は、台座の色がダイヤモンドに映りこむことで少し黄色く見えることがありますのでご注意ください。

4つ目の「C」|カット(Cut)形状・研磨状態

最後の「C」は、ダイヤモンドの輝きの良し悪しを大きく左右する「カット」です。これまでに見てきたような基準がどれほど良いものであっても、カットが良くなければ、ダイヤモンドもその輝きを十分に放つことができません。多くの人を魅了するダイヤモンドは、ダイヤモンドに入った光をより多く反射し、表面に戻ってくるように計算されたカットが施されています。このカットが浅すぎたり深すぎたりする場合は、光を正しい角度で反射せず、パビリオンから漏らしてしまうため、十分な輝きにつながらないのです。

まとめ

ここでは、ダイヤモンドのグレードを決定づける4つの基準(4C)についてご説明してきました。これらは、素人目にそのグレードを判別できるものではありません。しかし、ご自身や大切な方のためのダイヤモンドを選ぶ際、その価値を決定づけているものが何かを知ることはとても大切です。ダイヤモンドのグレードに関してお困りの方は、株式会社アプレまでお気軽にお問い合わせください。