金相場の基準!最も輝きを放つK24の金の特徴は?
- 2018.06.08
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金と言えばK24。そう考えている人も多いでしょう。しかし一方で、K24とは具体的にどういった金のことを指し、どんな特徴を持っているのかと聞かれると、正直言葉に詰まってしまうという人も少なくないはずです。
そこで今回は、金相場の基準にもなるK24の特徴に関して解説していきます。その意味や、K18などとの違いをしっかり理解して金に関する知識を深めていってくださいね。
「K24の金は99.99%純粋な金」
K24は、全体の99.99%が混合物の入っていない純粋な金のことを指し、別名純金とも呼ばれています。ほとんど混合物が入っていない純粋な金であるため、腐敗することもなく、また参加による変色もしないので、半永久的に輝きを保つことができるのが特徴です。
ちなみに日常生活でもよく見かけるK18などは、K24よりもK6分、金の純度が低いことになります。K24で99.99%なので、K1はおよそ4,17%。つまりK18は、約75%が金であり、それ以外は別の金属が混ぜられているということなのです。
さらに詳しくはこちら→【純金・K24】金純度99.99%以上・フォーナイン純金の特徴と魅力
「K24の金は延べ棒、コインの形で投資目的に使われる」
勘違いされることも多いのですが、金は純度が高ければ高いほど、硬度が低くなっていきます。
そのため、24は複雑な形状の加工に向いておらず基本的には延べ棒やコイン、インゴットなどで流通し、相場が高くなる頃を見計らって売却する金投資を目的として購入する人が多い傾向にあります。
もちろんジュエリーとして使われるケースもありますが、扱いには注意が必要。正しく扱わないと変形や破損などを起こしてしまうこともよくあります。そうなると商品全体の価値を大きく下げてしまうことになりますから、気を付けたいですね。
「磁石に近づけて反応したら何かを混ぜられているので注意」
K24は非常に価値の高いものであるため、偽物も多く作られてしまっています。その金が本当に純金なのかを調べる一番簡単な方法が、磁石をくっつけること。
先ほども説明した通り、金にはK24という純度99.99%の金以外にも、目にする機会も多い純度75%のK18などがあるのですが、金合金は基本的には銀や銅などが混ざっているだけですので、磁石がくっつくことはありません。
磁石がくっつくということは、鉄やコバルト、ニッケルといった金属が混ぜられている可能性大。そうなるとそれは純金ではなく、ただの金メッキということになります。純金を買ったと喜んでいたら、実は金メッキでした。なんてことになったら泣くに泣けませんから、注意しておきたいですね。
ネックレスやブレスレットなどのアクセサリーが金製品かどうかを調べる際は、留め金が磁石に反応してしまうこともあるため、チェーンの部分に磁石を当てて調べるようにしましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら→【純金のインゴット】ゴールドバーの製法と品質の見極めかた
まとめ
金相場の基本になり、その眩い輝きで人々を魅了するK24。しかし一言に純金といっても、その裏には細かな純度の決まりがあり、正しい知識を身につけておかなければ、思わぬ損をしてしまうこともあるかもしれません。
地球上の金の総量は限られていますから、これからもその希少価値は変わらず、安定した資産としてこれからも活躍し続けることは間違いありません。
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