眠らせるだけではもったいない!ジュエリーのリユースについて

眠らせるだけではもったいない!ジュエリーのリユースについて

ジュエリーは、古くから多くの人に親しまれてきたものであり、いつの時代も人々を魅了してきました。ジュエリーの世界に興味を持ち、自分でもジュエリーの仕事をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

ジュエリーの世界と言っても、製造から販売などさまざまな業種が存在します。なかでも、一番始めやすいのがリユースの買取事業です。

そこで今回は、リユース業界におけるジュエリーの現状や今後の動向、求められている知識などについて解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.ジュエリー市場の現状と今後の予想
    1. 1.1.訪日外国人客数の増加
    2. 1.2.東京五輪による国内経済の期待
  2. 2.リユース市場の現状から見るジュエリー買取
  3. 3.ジュエリー市場リユースの拡大。買取業者が求められるのは?
    1. 3.1.ブランドジュエリーの知識
    2. 3.2.クリーニングの知識
  4. 4.まとめ

ジュエリー市場の現状と今後の予想

ジュエリー市場は、バブル景気の時代が最も需要が高く、売上は3兆円を超えていましたが、バブル崩壊後の需要は低迷しています。

近年の市場全体の売上は9,726億円と、3分の1にも満たないのが現状です。

(参照:東洋経済オンライン│縮小が続く宝飾業界にも高成長企業がある

需要はさらに冷え込むことが懸念されていましたが、今後の予想は全体的に増加すると予想されています。

2018年3月に発表された民間調査会社(矢野経済研究所)の調査によると、現在、国内の宝飾品小売市場規模は9,468億円(2017年調査)となっており、2016年比で100.6%と微増していることがわかります。

(参照:矢野経済研究所|ジュエリー市場に関する調査

こういった現象が起きる理由として、「訪日外国人客数の増加」と「東京五輪によるインバウンド・国内需要の期待」の二つが大きく関係してくるでしょう。それはなぜか、詳しく解説してきます。

訪日外国人客数の増加

訪日外国人客数は、「訪日観光ビザの要件緩和」「為替円安」などの影響で、増加傾向にあります。それに伴い、買い物をする外国人旅行者が増え、百貨店を中心に宝飾品の消費が伸びました。

また、2020年には東京五輪も控えており、今以上に訪日外国人客数が増加すると予想されています。こういったことが、ジュエリー市場の今後の売上が「増加」する大きな理由です。

また、中国人による爆買いは一時期よりも落ち着いたものの、SNSアプリを使用した代理購買需要が高まりを見せているため、今後のインバウンド需要は確実に広がっていくと言えるでしょう。

(参照:日本銀行 2020年東京オリンピックの経済効果

東京五輪による国内経済の期待

インバウンドがより拡大する五輪開催は、訪日外国人の増加と訪日外国人一人あたりの消費額増加に期待でき、こういった効果は日本経済に大きなプラスをもたらします。

(参照:日本銀行 2020年東京オリンピックの経済効果

このグラフでも読み取れるように、五輪の開催国では開催年の前後で経済が大きく変動することがわかります。

日本国内の経済が活性化することで、景気が上がり高いものとされていたジュエリーの購入意欲が高まると予想されます。

五輪開催年の国内宝飾品売上予想は、1兆17億円と言われており、今後さらなる推移が期待されるでしょう。

リユース市場の現状から見るジュエリー買取

環境省も3R(リユース、リサイクル、リデュース)を推進しており、リユースは今後注目すべき言葉になります。つまり、リユース市場も注目される分野のひとつであると言えます。

C to Cで取引ができるフリマアプリの需要も上昇しており、関連企業が軒並み成長していることから、実際のリユース市場というのは確実に成長しています。

ジュエリーのリユース市場も比例して伸びているものの、フリマアプリ上では他の分野に比べて成長しきれていない傾向があります。

その理由として挙げられるのが、ジュエリーは、一定の教育を受け、知識がないと販売するのが難しい場合が多く、個人間で扱うには困難な商品ということです。

買う側も、知識の低い個人からジュエリーを買うのは、偽物疑惑といったトラブル発生のリスクがあるので心配になります。

リユース市場が成長している一方で、ジュエリーに関してはこのような点がネックとなっています。そのため、成長するリユース市場において、知識や経験のあるジュエリー業者の需要は高まっています。

ジュエリー市場リユースの拡大。買取業者が求められるのは?

新品のジュエリー市場は、わずかな成長にとどまるのに対し、活性化するリユース市場でジュエリーの買取業者に求められることは多くあります。

これから紹介する知識を身につければ、リユース市場でも貴金属買取事業を成功させることができるでしょう。

ここでは、リユース市場にて買取業者に求められることについて解説していきます。

ブランドジュエリーの知識

貴金属買取業者では、たとえブランドジュエリーでなくても、そこから価値を見出し、市場で販売する知識が必要です。仮に、本物のブランドジュエリーであっても、流行から外れたものを現行モデルと同等の価値で買い取ると、売れないことがほとんどです。

ブランドジュエリーに関する知識は、損をしないためにも必須です。

クリーニングの知識

リユース品は購入したときに不快に思わせないよう、新品同様の状態までクリーニングする必要があります。ただ、ジュエリーはその性質から、種類によってクリーニング方法が異なります。たとえば、ダイヤと同じ扱いで真珠をクリーニングすると商品価値を失ったり破損したりします。そのため、クリーニングに関する知識を身につけることが大切です。

まとめ

リユース市場の規模は、今後拡大されることが予想されています。比例してジュエリーの取扱いも上昇が見込まれるでしょう。

「これから買取業を始めたい」という方や「今後も安定して経営していきたい」という方は、ジュエリー買取などの知識も身につけ、事業の成功に役立てましょう。