金メッキと金の違い。ジュエリーを見分ける方法

金メッキと金の違い。ジュエリーを見分ける方法

金を売ろうと考えている人は、いつの時代も多いものです。

なぜなら、金の値段は変動幅が少なく、いつ売ってもそれなりのお金が手に入るからです。

しかし、自宅にある金製品が、金か金メッキなのかが分からず、なかなか売りに行けないという人も多いことでしょう。

今回は、そんな人に向け、「金と金メッキの見分け方」や「金メッキを売却することができるのか」などについて解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.18金のジュエリーに見えても、実は金メッキということも
    1. 1.1.金ジュエリーの特徴
    2. 1.2.金メッキジュエリーの特徴
  2. 2.金メッキの見分け方!純金製との違うポイント
    1. 2.1.金のポイント
    2. 2.2.金メッキのポイント
  3. 3.GP・GFの違いは何?なかなか分からない金メッキのこと
    1. 3.1.GP
    2. 3.2.GF
  4. 4.金メッキを金として売ることができるのか?
  5. 5.まとめ

18金のジュエリーに見えても、実は金メッキということも

金と金メッキのジュエリーを見分けることは、一般人には難しく、見た目で判断することはほとんど不可能でしょう。

まず、金と金メッキの見分け方を知る前に、金と金メッキによる、ジュエリーの作り方の違いについて解説していきます。

金ジュエリーの特徴

K18やK24といった金を使用しているジュエリーを作るときには、金を削る、叩く、曲げるといった加工を行います。その後、仕上げに磨くことで本来の輝きを放つ金のジュエリーが完成するのです。

金製品のなかでも、純金の割合が99.99%以上のK24は、非常に柔らかい性質を持っており、変形したり傷がつきやすいため、ジュエリーには適していないと考えられています。

そのため、K24よりも強度を上げるために銀や銅などを混ぜた、純金の含有率が75%のK18を使用したジュエリーが非常に人気が高く、最も多く流通しています。

金メッキジュエリーの特徴

金メッキを使用したジュエリーは、金以外の金属で元となる形を作ります。

元となる形は、金製品のように、叩いたり曲げたりすることで作られていきます。

元の形が完成したら、薄く延ばした金の膜を表面に張っていきます。

そのため、金メッキの製品には、割合としてはほとんど金が含まれていません。

金メッキの見分け方!純金製との違うポイント

金メッキを、見分けることは、素人には難しく、一見しただけでは本物の金に見えてしまいます。

ここからは、金と金メッキの見分け方について解説していきます。

金のポイント

金のような貴金属は、金メッキに比べて非常に重く、磁石に反応しないことが特徴です。

また、金には、K18、K24などの刻印がされており、この数字の大きさによって金の含有率が異なります。

K18は純金の含有率75%、K24は純金の割合が99.99%以上のものとされています。

K24で作られたジュエリーは非常に柔らかく、劣化しにくいといった特徴があります。

K〇の数字が小さいほど銀や銅といった純金以外の金属割合が高く、強度が高まります。

なかでも代表的なのが、金の輝きと強度を併せ持ったK18です。

金メッキのポイント

金メッキは、金以外の金属を使用して作られたジュエリーなどの上に、薄く金の膜を張ることで作られています。

例えば、金メッキを使用したジュエリーは、純金製のジュエリーに比べて非常に軽く、手で持ったり計量したりすることで、重さの違いを実感できます。

また、金製品が磁石に反応しないのに比べ、金メッキの製品では、中に使用されている金属に磁石が反応することが多い傾向にあります。

磁石を使用することは、金と金メッキを見分けるために有効な手段です。

しかし、金メッキも磁石に反応しないことがあるため、完全に信用することは禁物です。

また、金メッキを使用している製品には、GFやGPといった刻印があります。

以上の特徴をふまえても、本物の金との見分けがつかない場合は、専門家に鑑定してもらいましょう。

GP・GFの違いは何?なかなか分からない金メッキのこと

金メッキの、製品を見分けるためにつけられている刻印には、GPとGFがあります。

ただ、GPとGFの違いとはなんなのでしょうか。

ここからは、GPとGFの違いについて解説していきます。

GP

GP(ゴールドプレート)は、いわゆる金メッキのことで、金製品を作るときに中身となる金属に、薄く延ばした金を張っていく製法で作られています。

GPは、金膜が薄いものの、貴金属のように、金の輝きをきれいにだすことができます。なかには、金製品と見分けをつけることが難しいものもあります。

しかし、GPで作られた製品は、薄い金でしか覆われていないため、どこかにぶつけたり、こすったりしてしまった場合に、金がはがれやすく、劣化しやすいため、注意が必要です。

金メッキがはがれた場合には、修理にだす必要があるため、費用がかさむ可能性もあります。

GF

GF(ゴールドフィールド)は、金張りと呼ばれる方法を使用しています。

GFはGPに比べて、金製品を作るときに張られる金の膜が厚くなっています。

そのため、薄い金の膜で覆われているGPと比べて、中身となる部分が少なく、金の割合がGPよりも多くなっています。

ゆえに、金メッキと比べて、金がはがれにくく、劣化しにくいという特徴があります。

金の割合が多いとはいえ、金メッキ製品として扱われます。

ただ、GPに比べると、きれいな金の輝きを長く保つ[13] ジュエリーなどを作ることができます。

金メッキを金として売ることができるのか?

結果からいうと、金メッキは、金製品として買取りをしてもらうことはできません。

それは、使われている金が表面だけであり、量がわずかであるからです。

買取りをしてもらえる場合としては、大量の金メッキ製品を保有していて、一括で売却をする場合などです。

しかし、個人で大量の金メッキ製品を売却することは難しいものです。

そこで、金メッキ製品を売るときには、金の価値としての買取りではなく、デザイン性や、金メッキ製品に使用されている宝石などの価値を鑑定してもらい、買取りしてもらいましょう。

金メッキの製品でも、ダイヤモンドなどの宝石がついているもの、デザイン性が高いもの、既に販売されておらず希少価値に高いものなどは、高めの買取り金額がつくこともあります。

金メッキのため価値がないと判断されて、安く売ってしまうのではなく、デザイン性や宝石などの価値を総合して、買取り価格を決めてくれるようなプロの鑑定士に買取りの相談をしてみましょう。

金メッキ製品を安く買いたたかれてしまうのではないかと安心できない人も、適正な価格で金メッキ製品を買取ってもらうことができます。

まとめ

金と金メッキは、見分けるのが難しいですが、重さなどを調べることで、見分けられると解説してきました。

そして、今持っているジュエリーが金メッキだったとしても、場合によっては高く売れることを忘れてはいけません。

本物の金だけではなく、デザイン性などによっても、ジュエリーの価値が決まることを覚えておいてください。