金は安全な投資手段!特徴と取引方法

金は安全な投資手段!特徴と取引方法

超低金利時代といわれている今、銀行の普通預金の金利は0.001~0.002%程度となっており、預金を続けていてもほとんど利息はつきません。

そのため、現在はさまざまな資金運用の方法が注目されています。
なかでも、金への投資人口は増えており、将来に向けて安全に資産運用したいと考えている人におすすめです。

今回は、投資の種類や特徴、金投資の方法などについて解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.投資は金が良い?投資の種類と簡単な特徴
    1. 1.1.株式投資
    2. 1.2.国債の購入
    3. 1.3.不動産投資
    4. 1.4.投資信託
    5. 1.5.金への投資
  2. 2.分散投資をしてリスクを減らそう!
  3. 3.長期的な投資をするなら金がおすすめ
    1. 3.1.海外での需要増加
    2. 3.2.採掘の困難化
    3. 3.3.円安局面で価格が上がりやすい
  4. 4.金を買ってみよう。買う方法について
    1. 4.1.現物購入
    2. 4.2.先物取引
    3. 4.3.定期積み立て購入
  5. 5.金の売却タイミングと方法
    1. 5.1.金はインフレや有事に強い
    2. 5.2.金が売れなくなることはあるの?
  6. 6.まとめ

投資は金が良い?投資の種類と簡単な特徴

以前は、銀行にお金を預けているだけでどんどん利息がつき、残高が大きく増えていく時代もありました。
バブル期などは普通預金の金利が2.0%だった年もあり、今の2,000倍の利息がついていたことになります。

しかし、2018年現在は大きな金利は見込めません。
現在の0.001%金利で計算すると、100万円預けても利息は10円、これではATM手数料を1回払えばなくなってしまいます。
低金利の時代に効率良く資産を運用していくのであれば、投資が役立ちます。
ただ、ひと口に投資といってもその種類は多岐にわたり、どれから手をつけていいか分からない方も多いでしょう。

まずは、投資の種類について簡単に解説していきます。

株式投資

投資というと、株を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし、株価は変動が激しく、日々のチェックが欠かせません。
また、企業が倒産してしまうとただの紙切れになってしまうリスクもあり、初心者向けとはいえません。

国債の購入

個人向け国債、というワードを聞いたことがある人も多いでしょう。
国が行っているということに加え、満期まで保有していると元本割れすることがないため、安心感や安定を重視する人におすすめの方法のひとつです。
金利については下限が0.05%と定められており、銀行預金に比べると少し高めですが、大きな利回りが目込めるものではないかもしれません。

不動産投資

売却益や毎月の家賃収入など、うまくいけば大きなリターンを得ることができる不動産投資。
税金対策にもなるなどメリットは数多くあるものの、不動産や土地、市場の動向などにしっかりとした知識を持っておかないと手痛い損失になりかねません。
初期投資が比較的大きくなる場合も多いため、投資初心者は難易度が高いかもしれません。

投資信託

投資信託とは、信頼を寄せているファンドマネージャーに資産を託して運用してもらうこと。
煩わしい売買を、信頼できるプロに任せてしまえるので、手軽に行うことができます。
初心者向けの投資ですが、投資信託の対象となる商品は玉石混交。
自分に合った良い商品を購入するためには、それなりに知識を必要とします。

金への投資

金やプラチナなどの貴金属は現物資産と呼ばれ、安心して購入でき、保管することができます。
変動幅が小さいため、大きく値崩れするリスクが少なく、安心して保有することができる資産です。
そのため、初心者に最もおすすめの投資商品といえるでしょう。

分散投資をしてリスクを減らそう!

投資の格言には「すべての卵をひとつのカゴに盛るな」というものがあります。
これは「投資するときはひとつに集中して投資するのではなく、いろいろな商品を分散して購入しなさい」ということです。
投資には多かれ少なかれリスクが伴います。
もしひとつの商品に集中して持っていた場合、1回の失敗で財産をすべて失ってしまう可能性がでてきます。
また、投資においてリスクとリターンは表裏一体。
高いリターンを目指すならば、それなりのリスクを考慮しななければなりません。

私たちが投資を行う場合、リスクとリターンのバランスをしっかり考える必要があるでしょう。

もちろん、大きなリターンを期待し、株式といったようなリスクの高い商品を購入するのもひとつの方法です。
しかしその分、安定した商品を組み入れる必要もあります。
ただ、金融商品をいくつも購入することは投資初心者にとって負担になってしまうことでしょう。

そんななかで、金は数ある投資でも比較的ローリスクな投資であるといわれており、投資初心者に向いています。
しかも、ローリスクであるにも関わらず、金の価値は今後どんどん値上がりしていくといわれているので、しっかりリターンを期待することもできます。
期待できるリターンと比べて、リスクが小さいお得な商品なので、投資初心者は金の積み立て購入から始めてみてはいかがでしょうか。

長期的な投資をするなら金がおすすめ

それでは、なぜ金の価格の値上がりが期待できるのでしょうか。
ここからは、金の値上がりが予想されている理由について解説していきます。

海外での需要増加

理由としては、どんどん人口と経済規模が増加しているインドや中国での需要増加が挙げられます。
これらの国では大切なプレゼントとして金製品を贈る習慣があり、今後人口の増加に伴ってますます金が必要とされていくことでしょう。
現在、純金の年間生産量のうち約66%は中国とインドが購入しているといわれていますが、2年後には80%以上に伸びてくると予想されています。
この影響もあり、金の価格はますます上昇していくことでしょう。

採掘の困難化

もうひとつの理由としては、金の採掘が困難になりつつあることが挙げられます。
現在、既に採掘しやすい場所にあった金はほとんど採取し尽くしてしまっており、今後金を採掘するには今よりも大幅なコストがかかるとされています。
採掘コストの上昇は金の価格に反映されると考えらえるため、値下がりする可能性は考えにくいでしょう。

円安局面で価格が上がりやすい

最後の理由としては、国内の金価格は為替レートに左右されやすく、金は円安局面で価格が上昇しやすいということが挙げられます。
金は輸入品ですから、円安になると価格は上昇します。
2012年から始まったアベノミクスも一息つき、今後5~10年間は大きな円安トレンドになると予想されています。
そうなると国内の金価格は上昇していくことでしょう。

金を買ってみよう。買う方法について

ひと口に金を購入するといっても、さまざまな方法があります。
ここからは、実際に金を購入する方法をいくつか解説していきます。

現物購入

金を購入するというと、真っ先に思い浮かぶのが地金やコインといった現物を購入する方法でしょう。
ただ、そういったときに気をつけておきたいのが「手数料」です。
現物購入の場合、500g未満だと売買の際に手数料がかかります。金額は購入するグラム数によっても異なりますが、4,000~16,000円程度を考えておきましょう。
また、200万円以上など、ある程度の金額からは本人確認が必要なこともありますので注意が必要です。

先物取引

先物取引とは、将来ある時期に金○○gを○○円で購入する(または売る)、といったように、将来の商品の売買を約束する取引のことです。
現物取引とは異なり、手元に金を持っていなくても、売り注文から入ることができます。

先物取引の最大の特徴は、レバレッジ(てこ)が使えることです。
取引の担保として、証拠金をいくらか預けて取引を行うのですが、預けた証拠金を元にその十倍~数十倍の額面の金を取引することができるので、小さな値動きでも大きな利益を得ることができます。
逆に考えると、小さな値動きでも大きな損失につながる可能性もある、ということを覚えておきましょう。

定期積み立て購入

初心者の金投資として最もおすすめなのが、積み立て購入です。
毎月購入する金額を事前に決めておき、価格が安いときも高いときも積み立てていきます。
現物購入と比べると若干の手数料がかかってしまいますが、毎月少額から始められることや金の保管方法について考えなくて良い点から、誰でも気軽に始めることができます。

金の売却タイミングと方法

投資の基本は、「安く買った商品を高く売る」ことです。
それでは、金はどのタイミングで売るのがベストなのでしょうか。

もちろん相場が上がっているときに金を売る、というのは当たり前ですが、大切なのは「上がるタイミング」と「下がるタイミング」を察知することです。

ここでは、金を売るタイミングを考える上で重要な2つのポイントを解説します。

金はインフレや有事に強い

金は現物資産なので、インフレ局面や物価の上昇に非常に強く、高確率で価格は上昇します。
実際に、サブプライムローンやリーマンショックといった金融危機の際にも、金の価格は着実に上昇しました。

金が売れなくなることはあるの?

金の取引価格は相場に左右されるため、短期的には購入したときの価格より値下がりするリスクがあります。
ただ、今後さらに需要の増加が見込まれるため、売れなくなることはないでしょう。
そういった意味で、金は安心して保有できる資産といえます。

まとめ

今回は、さまざまな投資のなかから、安全な資産運用が見込める金についてお話していきました。世界中で需要の高い金は、価値としてとても安定性があることが特徴ですが、これからも価値は上がっていくことが考えられています。
金の購入はさまざまな方法がありますが、これから資産運用を考えられている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。